腰痛における痛みの特徴としては、

 

・長い時間座っていると痛みが強くなる。

 

・長い時間立っていると痛みが強くなる。

 

・立っていても座っていても痛みが変わらない。

 

の3つのタイプがあります。

 

「筋膜 座位  画像」の画像検索結果

 

今回は、その中の長時間座っていると痛みが強くなってしまう方のお体ではどんな状態になっていて、そんなときにどうすればいいかを説明させていただきます。

 

 

 

 

 

「 座位 不良姿勢 画像」の画像検索結果

 

普段お仕事中や運転中、勉強中などに悪い姿勢で長く座っていませんか?

 

姿勢も変えずに集中して23時間座りっぱなしの時が多くないですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「筋膜配列 前額面」の画像検索結果いい姿勢という事は、腰椎の前弯がしっかりと保たれ前方の筋膜と後方の筋膜がバランスよく支えられている状態のことです。反対に、悪い姿勢で座っているときは、体幹前方の筋膜は短縮し、後方の筋膜は伸張されています。

 

悪い姿勢で座っている時間が長くなると筋膜の前後のバランスが崩れてしまい、筋膜の歪みが生じ筋肉に過剰な負担がかかってしまい痛みを生じてしまう可能性が高くなってきます。

 

「立位 体幹の伸展 画像 」の画像検索結果

 

また、腰椎の前弯がない状態で座っていると椎間板にかかる圧力は、前弯が保たれていう状態と比較すると椎間板の前方にかかる圧力が強くなってしまい、髄核といわれる椎間板の中心にある核のようものが中心から外れ後方へ移動してしまうことや神経が伸張されてしまうことで神経への圧迫などが生じてしまう可能性が高くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長い時間座っていることで、どれだけ体に負担をかけてしまっている理解できましたか?

 

これでも、一例です。まだまだ体にとって良くない理由はたくさんありますが、書ききれなくなってしまうのでこのくらいにさせていただきます。

 

 

 

 

 

どんなことをしてこれらの負担を減らせばいいの?

 

 

 

簡単です!

 

今回はまず1つ簡単な運動教えます!

 

 

 

  1. 立って腰に手を当てます。

  2. 深呼吸しながら天井を見上げるように腰を反っていきます。

  3. 可動域の限界まで反ったらまた立位姿勢に戻ります。

 

「Extension in standing  画像 」の画像検索結果

 

これだけです!

 

 

 

なぜこんな簡単なことで負担を減らせるのかですが、まず椎間板の前方が圧迫されて髄核が後方に移動してしまっている状態であるなら、反対に後方の圧力が高くなるような運動を繰り返して中心に戻るようにしたいからです。

 

また、筋膜でも、前後のバランスが崩れてしまっているのであれば前側の筋膜が短縮してしまっているのでそこを伸ばしてあげることでバランスを整えてあげることが出来ます。

 

 

 

長い時間座ってデスクワークをした後などは少し試してみてください!

 

 

 

*注意点:腰を反ることで痛みが強くなってしまい、その痛みがその後10分程度まで残ってしまう方はこの体操があっていない・やり方を間違えている可能性が高いので無理に行わないようにしてください!